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ニュース&トピックス

手づくり和菓子をオーストラリアで  修学旅行前の特別授業

投稿日:2019.05.10

お知らせ 第Ⅲ期


 料理研究家の千葉真知子先生をお迎えし、9年生が59日(木)、和三盆糖や白あんを使った和菓子作りを行いました。オーストラリアへの修学旅行を間近にした9年生。現地の姉妹校、パークトン・プライマリー・スクールでの交流プログラムに和菓子作りが計画されていることから、事前学習として特別授業を実施しました。


 


今回は干菓子と練り切りの2種類を製作。千葉先生が考案された「クック膳」という特殊素材でできた和菓子の型で、電子レンジを使用し、初心者も気軽に挑戦できるレシピです。9年生は、「パークトンの生徒に喜んでほしい」との思いで、千葉さんの説明を聞き、基本的な作り方を教わっていきます。


材料を混ぜる加減やあんの温度について千葉先生からアドバイスをいただきながら、78人のグループごとに調理を進めました。材料を専用の押し型に詰め、型を外すと、松や桜、菊などのかわいらしいお菓子が次々とできあがりました。


自分たちで作ったお菓子を食べた生徒たちは、「初めて手づくりした和菓子はおいしい。」「崩れずきれいなかたちの干菓子にするためには、(材料を詰めるときに)意外と力が必要だった。」などと、この日の実習を振り返りました。


 


最後には千葉先生から、「“食”は、“人”を“良く”すると書きます。日本の伝統、和菓子をもって、みなさんの国際交流が成功することを願っています。」とのお話をいただきました。


 


 東京、ニューヨークを拠点にご活躍される千葉先生。「食」にまつわる企画のプロデュースも手掛け、現在は日本の伝統である和菓子を世界に広めるための普及に取り組まれています。今回はお忙しい中、本校の生徒にご指導いただきありがとうございました。

丁寧に教えて下さる千葉先生

干菓子

抹茶あんで練り切り