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作法教室 日本の文化「茶道」を体験

投稿日:2018.06.12

お知らせ 第Ⅰ期 第Ⅱ期 第Ⅲ期


68日(金)、今年度第1回目の作法教室が行われました。この日は1年生と8年生がお茶席での所作について、前田宗香先生と田之上宗真先生にご指導いただきました。 


まずは正座をして挨拶から。お辞儀には「真」「行」「草」という格があり、一番丁寧な「真」のお辞儀をしました。立ち上がる前のにじる動作、踏み出す右足を意識して(畳の縁を踏まない・一畳は約4歩で)歩くときのぎこちなさはありましたが、先生から「きれいに歩けていますね」との言葉をかけてもらう生徒もいました。 


1年生は先生の点てたお茶をいただきましたが、8年生は2グループに分かれてお茶を点て、対面に座るクラスメートにふるまい、「おいしいです」と声をかけあっていました。上級生はこれまでに何度か経験をしているので、お点前をいただくときには少し余裕も見えていました。甘いお菓子のあとのほろ苦いお茶ですが、1年生の授業では「おかわりしたいです」という声も聞かれました。 


「掛け軸」「お花」といった床の間のしつらえや「お茶碗」など、目に入るものを丁寧に準備してくれる亭主の心配りに他者への配慮や尊敬の意が感じられる茶室での作法。オーストラリアの小学校との姉妹提携もあり、才教学園では「国際交流」や「異文化理解」というものがキーワードにもなっています。国際交流というと、海外のことに目が向きがちですが、自国の文化に触れることも国際理解に大いに繋がると思います。世界に誇れる日本文化である茶道の体験から、日本人としての心が育つことを望みます。


 



 作法教室は7月初旬までに各学年で1回目を、そして2学期の後半に2回目を予定しています。