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相手を思いやる「適温のことば」 増岡 弘先生の特別教育講演会

投稿日:2018.05.31

お知らせ イベント

5月19日(土)、声優・俳優としてご活躍されている増岡 弘先生を迎え、特別教育講演会を行いました。子育て中のお父さん、お母さん世代に向け、「ことば」の大切さなどについて話してくださいました。

増岡先生は、コップの中のお茶をことばに見立て、「飲むものは何でもいいけれど、大事なのはその温度。熱湯を相手に飲ませたらどうなるか。水を凍らせ、尖ったつららのようにして相手に向けたらどうなるか…。飲み物と同じようにことばにも温度があり、それを相手に適温で渡すことが大事です。」と語りかけました。

そして、「ことばは、相手が受け取って初めてことばになるものであり、相手がそれを受け取らなければ、どんなにいいことを言っても単なる音でしかない。みなさんは、音を出し続けていませんか。」との問いかけがありました。音だけの環境におかれると、子どもはその自衛機能を使って聞かなくなってしまいます。また、よくある声掛けとして「早くしなさい」がありますが、子どもは経験の浅さゆえ「できない」、つまりその瞬間瞬間がいっぱいにならないと次に進めない場合があるとのこと。「○○くん、がんばってるね」と、いいところを見つけ、ほめながら育てるのが一番だとおっしゃっていました。子どもたちにとっては、ああしなさい、こうしなさいと言われるよりも、親が自分たちの少し後ろについて走ってくれていると感じられるくらいがうれしいものなのだそうです。

「子どもは、子どもとして立派に完成しています。大人にならない子どもはいないし、子どもではなかった親もいない。 “子ども”という通過点で、本人のいいところを見つけ、ほめてあげれば、大きな夢を果たします。目に見えないことばだからこそ、大切にしましょう。」と結んだ増岡先生の温かい講演に、大きな拍手が送られました。