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インターネットに潜む危険を学ぶ メディアリテラシー講演会

 1128日(火)、メディアリテラシー講演会を行いました。“メディアリテラシー”とは、様々なところから発信されている情報を識別し、理解・評価する能力のこと。松本市教育委員会より百瀬先生をお迎えし、5年生から9年生を対象に「インターネット利用の危険性について」と題し講演していただきました。


 


「インターネットでできることは何でしょうか?」


 


生徒同士で相談する時間をいただき、百瀬先生の質問への答えを話し合います。


メールや調べもの・情報集めといった事例に加え、買い物、音楽・動画を見たりできるといった内容があがり、うなずいていた生徒たち。県の調査では、先に挙げたもののほかに、オンラインゲームや交流のできるサイト・アプリを使用している小中学生の実態がグラフで示され、その割合の多さを目の当たりにしました。


百瀬先生は、「インターネットに関わる5つの課題」を上げ、ネット依存が及ぼす心身、生活への悪影響や、SNS等のトラブルについて実例を交えながら説明してくださいました。


自分の知り合いを装う「なりすまし」とのやり取り、出てきた画面のボタンを不用意にクリックしてしまうことも、「自分には関係ないことだ」とは決して言い切れません。また、情報がひとたびネット上に公開されれば、その内容は世界中に拡散されてしまいます。そうなると、どこかに記録が残り、情報を完全に消すことはとても難しくなります。よく閲覧するサイトや検索の履歴から趣味・嗜好に合った宣伝メールが届いてしまうケース、自分がアップロードしたデータがもとで犯罪者となってしまうケースもあり、情報の管理・発信には十分注意しなくてはいけません。


 すっかり身近になったパソコンやタブレットなどの通信機器ですが、「便利」の裏に潜む大きな危険を学ぶことのできた講演会。普段の生活におけるモラルを向上させ、現実の行動や対人関係のあり方を見つめなおす必要性を感じました。