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中学校[ニュース&トピックス]

英語弁論大会出場の小林花さん「英語は"リズミカル"な言語」

投稿日:2023.12.04

お知らせ 中学校 第Ⅲ期

 小林花さん(9年)が、第41回長野県中学校英語弁論大会(10月7日、長野県総合教育センター)に出場しました。県内4地区の上位入賞者によるこの県大会はレベルが高く、引率した英語科教諭は「どの発表者のスピーチも、とても聞きごたえがあった」とのこと。小林さんは惜しくも上位大会への出場には至りませんでしたが、"The Lovely Gift For You"という演題で臨んだ今大会の感想などを聞きました。


―英語弁論大会の出場を決めた時期はいつ頃でしたか?
今年の6月ごろです。


―大会までの準備期間に、どのようなことをしたのでしょうか
夏休み中から2学期初めにかけて約2週間で原稿を作り、2学期が始まってから、スピーチ練習を本格的にスタートさせました。昼休みにTobin先生、放課後は英語科の矢崎先生にコーチしてもらうかたちで、(地区大会まで)約1か月、ほぼ毎日練習を重ねました。


―出場しようと思ったきっかけを教えてください
自分の代では、オーストラリア姉妹校訪問やホームステイができず残念に思っていました。そこで、何かしら英語に関することに挑戦したいと、英語弁論大会に出ることを決めました。


―演題を"The Lovely Gift For You"とした理由、また、スピーチで花さんが伝えたかったことはどのようなことでしょうか
私は、ヘアードネーションという活動をより多くの人に知ってもらい、その必要性も感じてほしいと思いました。題名は、スピーチの内容が分からないように、でも、ヘアードネーションという活動を形容できる言葉がいいなと思って選びました。


―地区大会を経て県大会に進みました。それぞれの感触はどのようなものでしたか?
大会直前に、学校で発表する機会を作っていただきました。たくさんの先生方や生徒のみなさんに協力してもらったおかげでリラックスして臨むことができ、練習の成果を十分に発揮できたと思っています。地区大会では上位のみなさんの発表を見ることができなかったので、県大会は"当たって砕けろ"の気持ちで挑みました。出場した部では、私が一番手。自分の番を終えた後は、他の出場者のスピーチを聞いていました。みなさんの発表内容、発音などのスキルをすごいなと思うと同時に、そういったスピーチを自分自身がしっかり聞き取れるようになっていることが嬉しかったです。


―この大会を機に、成長したところ、変化したところも多いのでは?
英語を学んで10年くらい、学校の授業が中心です。大会に出ることを決めてからは、英語に触れる時間が圧倒的に増えました。YouTubeなどで英語の動画を見て見るようになったり、生活の中で見つけた英文を読んでみたりということも意識的にできるようになりました。


―学校では、練習を兼ね、先生や後輩の前でパフォーマンスを行いました。後輩に改めて伝えたいこと、花さん自身が感じる英語の楽しさ、おもしろさ、大変だと思うことなどを教えてください。
英語はとてもリズミカルな言語だと思います。日本語とは違うアクセントや発声、発音の習得は難しかったですが、練習を重ねて慣れると、長文をしゃべることがどんどん進んでいく感じで楽しくなりました。こうした大会に出たい、出ようと思っている人は、自信を持って主張できるテーマと内容を準備して、時間をかけてじっくり取り組んでほしいと思います。


○英語科・学級担任の矢崎先生から
日々の努力や発音・アクセントなどをすぐに修正できる力は、小林さんのすばらしい「才」。今回の英語弁論大会出場はよい経験になったと思います。本人なりによく健闘しての結果を、私もしっかり称えたいです。この頑張りや審査員の先生方からのコメントを今後の励みとして受けとめ、活かしていってくれるはずです。

県大会の会場で(10/7)

団結力で勝負 生徒会企画「スポーツマッチ」

 生徒会の体育委員会が主催するスポーツマッチが11月29日(水)に開催されました。


 競技はバレーボールとドッジボールの球技2種目で、5年生と6年生の回、7~9年生の回に分けて行われました。
 運動に親しむこと、体力向上を目的として企画されたスポーツマッチ。異なる学年との対戦が組まれ、「9年生は強いけど、なんとか勝ちたい(8年生)」、「やっぱり優勝を目指します!(9年生)」など、様々な思いで競技に臨んだようです。
 ナイスプレーも連発で、その度にコート内ではハイタッチや円陣を組んでいた生徒たち。応援している生徒たちからも感嘆の声が上がり、手を叩いて喜ぶ姿が見られました。
 クラスが一致団結した企画、みんな真剣に、そしていい笑顔でチームスポーツの醍醐味を味わうことができたと思います。
 運営のためてきぱきと動いていた体育委員のみなさん、おつかれさまでした。

速球を避けたり受けたり・・・ドッジボールに張り切る生徒たち

バレーボールも楽しくプレー。無邪気な笑顔も見せてくれました

幼稚園実習 8年生が「手作りおもちゃ」プレゼント

投稿日:2023.11.30

お知らせ 中学校

 8年生が11月21日(水)、家庭科授業の一環として幼稚園での実習を行いました。9月の「赤ちゃん先生クラス」に続く学年行事です。

 緊張の面持ちで到着すると、園長先生から「園児たちは、お兄さん、お姉さんが来ることを楽しみにしていました。一緒に楽しんで」との言葉をいただきました。年中・年少それぞれの教室では大歓声で迎えてもらった8年生。自己紹介とともに、プレゼントとなるおもちゃを披露しました。
 このおもちゃは、8年生のお手製。これまでに「幼児の体と心の発達」や「おもちゃの役割」を学習した経験を生かし、小さな手でも扱いやすいサイズにするなど工夫しました。
 魚つりやペットボトルボウリング、輪投げなどで一緒に遊び始めると、8年生の緊張は"天使の笑顔"ですっかり消えたようでした。園児と目線が同じになるようにしゃがんで話をしたり、途中で泣き出した子に優しく声をかけたりと、できる限りの気配りをしました。担任の先生が全体を細やかに見ながら園児に接する姿に、「幼稚園の先生はすごい」とただただ感服です。
 実習の最後には、歌のプレゼントとして幼稚園のみなさんが元気いっぱいに「きのこ」を、8年生は「にじ」を送り合いました。そして、全員で大きな輪を作り「ドレミの歌」を歌いました。さよならの時間が来て園を出る8年生に、たくさんの「また来てね~」の声。とても名残惜しくなりました。
 実習に向かう前は「小さい子には慣れていない」と少しの不安を抱えていた生徒もいましたが、終始笑顔で園児とふれあい、全力で取り組めたあたたかい時間となりました。


 今回の実習を快く受け入れ、貴重な体験をさせてくださった松本南幼稚園の皆様に感謝いたします。

遊び方を教える8年生

裸足で稽古 7~9年体育「武道」

投稿日:2023.11.29

お知らせ 中学校 第Ⅱ期 第Ⅲ期

 7~9年生を対象にした空手の授業が、11月22(水)に行われました。道着をまとい生徒にご指導くださるのは、学校法人信学会 理事長の小林経明先生です。日常生活、普段の体育授業での陸上競技や球技とは異なる体さばきをする空手。先生の試技を見ながら、足の運び方など基本的な動作を教えていただきました。
 稽古をつけてもらって3年目になる9年生。特に女子は小林先生の覚えめでたく、きびきびした動きを見せていました。また、授業を締めくくった騎馬立ちでの正拳突きでは、裸足で触れる冷たい床もなんのその、キリッとしたかけ声が新鮮でした。
 小林先生、お忙しい中ご指導いただきありがとうございました。

先生を見ながら動きについていく9年生

こちらも9年生。上段からの攻撃をかわす「上げ受け」

性教育授業「心と体・自分と他者」どれも大切に

 11月20日から22日までの3日間、3~9年生を対象に、学年ごとの性教育授業を行いました。助産師の石井美恵子先生を講師にお迎えし、命の尊厳にかかわる大切な内容をご指導いただきました。


 22日(水)、5年生の授業は『命の誕生』がテーマでした。石井先生から渡された黒い画用紙を天井に向けてみると、小さな小さな光の点が。これが卵子の大きさだと教わり、受精後は母親の胎内で成長していくという話にしっかり耳を傾けていました。
 また、短時間ではありましたが、人形を使った演習も行いました。赤ちゃん人形は、身長、体重、手足の大きさなどが新生児そっくり。石井先生の「本当の赤ちゃんだと思って接してみましょう」の声がけに、少し緊張した表情で顔つきで抱っこに挑戦。「意外と重いんだね」「自分もこんなに小さかったのか」とつぶやきながら、首がガクンと反らないよう慎重に抱きかかえていました。
 石井先生は、「みなさんが生まれてきたこと、そして、みなさんが今こうして元気に生活できていることは、当たり前のことではない。妊娠、出産は、お母さんも赤ちゃんも命がけなんだということを覚えておいてください」と話していました。


 他学年では、「"付き合う"とはどういうことか・性の触れ合い(9年)」、「思春期の心と体(6年生)」などについての授業をしていただきました。
 養護教諭と事前に打ち合わせをし、子ども達の発達段階に応じた内容を準備して下さっている石井先生。専門家の知見から、正しい知識と考え方を理解できる機会をいただき、ありがとうございました。


【生徒の感想】
・成長して大人になるための準備「思春期」のことについて学びました。変化していくことは必要なことだと思いますが、それが例えば極端なダイエットや食事制限をしてしまうと、自分のためにならないし、いつか授かる新しい命のためにもならないと、親からも言われています。心と体の変化を大切にしたいです。(6年生)

・自分の体のことで疑問に思っていたことが分かってよかったです。私は今、よく食べ、よく動くことはできていますが、寝る時間が少し遅くなってしまうので気をつけたいです。寝る前の1時間は、iPadやテレビを見ないようにします。(4年生)

・「体と心が一致しない人が本当にいるのか。いても少しだろう」と思っていましたが、世界にはいろいろな人がいるということを教えていただき、そういう人のことも考えて行動しなくてはいけないと思いました。(7年)

デリケートな内容を丁寧に話す石井先生

「卵子ってこんなに小さいの!?」(5年生)

緊張しつつも笑顔で赤ちゃん人形を抱く5年生

12月2日(土)STEAM教育実践発表会のお知らせ

STEAM教育実践発表会



このたび、教育関係者を対象とした「STEAM教育実践発表会」を計画いたしました。


Society5.0の創造社会に向けて、本校では2021年からSTEAM教育を導入し、21世紀型スキルを高めています。


今回は小学校3年生から中学2年生までのSTEAM型授業をご覧いただけます。


ご来校をお待ちしております。



日時:12月2日(土) 9:45~11:40


場所:才教学園小学校・中学校


対象:教育関係者 (在校生保護者の方の参観は可能です。)


お申込み:以下のフォームか、添付案内に記載のQRコードからお申し込みください。


自由見学、自由解散の形式ですので、お気軽にご参加ください。





AERA.dot.に本校のSTEAM教育の様子が紹介されました

AERA.dot.に、本校のSTEAM教育アドバイザーである株式会社 math channel代表の横山明日希先生の記事が掲載され、その中で、本校のSTEAM教育の様子も紹介されました。


掲載記事はこちらをご覧ください。(外部リンク AERA.dot. ホームページ)



2学期 期末テスト

 中間テストから約2カ月。2学期の期末テストが、今日と明日の2日間にわたって行われています。9年生にとっては3回目の総合テストです。期末テストは範囲も広く、技能教科もあるため大変ですが、授業で日々学んできたこと、また、授業のみならず放課後に開室している「学習質問室・SaGaSS」などを利用して真摯に学習に取り組んできた成果を、余すことなく発揮する機会です。5~9年の生徒のみなさんには、妥協せずに試験問題と向き合い、最後までやり切ってほしいと思います。

「はじめ!」 号令を聞くやいなや、問題用紙を開き鉛筆を走らせる9年生(11/15、1時間目)

全校集会・校長講話「今を大切に ひとつひとつ積み重ねて」

 11月8日(水)午後、全校集会を行いました。小松校長は講話で、さいきょう祭を終えたばかりの生徒たちにねぎらいの言葉をかけました。また、講話後に執り行った表彰式では、主に今学期に個人や部活動で活躍、入賞した生徒たちが校長から賞状を受け取りました。


校長講話
 先日の第19回さいきょう祭、あれから早10日が経ちました。
 トップバッターの重責をはねのけ、観客の心を掴んだ1年生。主役級も群集も、すばらしい演技を見せた2年生。きれいな歌声と元気なダンス、最後のポン文字で会場をどよめかせた3年生。シンプルだからこそ難しい演目の中で、私との約束を果たした4年生。
 休符のリズムと共に生み出されるメロディーの難曲と、語りかけるような歌を披露した5年生。生徒、先生が同じ方向を向いて創り出すエネルギーで圧倒してくれた6年生。ゼロから1を創ることの難しさを体感し、独創的な踊りで観客を魅了した7年生。難しい構成だったと思いますが、すべてを自分たちの力で創り上げた8年生。
 思い出をひとつひとつ想起させてくれた9年生。『沈丁花』では溢れる涙を止めることができませんでした。みなさんらしい演目でした。
 そして、才教学園にしかできない演目である全校合唱。これを復活させたくて待ち続けた4年間でした。あの歌声を聞けた私は本当に幸せ者です。伝えたいことが多すぎて、このまま講評をしていると2時間くらいかかってしまいそうですが、言葉では言い表せない感動をたくさんくれたみなさんに感謝の気持ちでいっぱいです。
 来場された方からの賛辞は、みなさんの努力があったからこそ。そして、自分たちの未来をよくするために大切なのは、今このときです。さいきょう祭で学んだこと、これから目指すものを明確にして、またひとつひとつ積み重ねていきましょう。
 さいきょう祭の後に、私が必ず送っている言葉。今年もそれをお伝えして、話を終わります。


努力よりほかに我々の未来をよくするものはなく、
努力よりほかに我々の過去を美しくするものはない
― 幸田露伴 ―



〖表彰・個人〗
●長野県中学校水泳競技大会中信大会
◇中学2年生の部
清澤龍翔くん(男子100m平泳ぎ/第1位、同200m個人メドレー/第1位)
◇中学3年生の部
藤井篤志くん(男子100m背泳ぎ/第1位、同50m自由形/第3位)
鎌倉賢三くん(男子100mバタフライ/第2位、同100m自由形/第2位)
●長野県中学校英語弁論大会/中信大会
小林花さん 第3位
●令和5年度第1回日本語検定
石川隼也くん 最優秀賞(7級)
田中雫さん  最優秀賞(7級)
熊谷百桜さん 優秀賞(6級)
※日本語検定ホームページ上に石川くん、熊谷さんの受賞コメントが掲載されています
●松本広域消防局 防火ポスターコンクール
荻原健史くん、若林樹くん いずれも優秀賞


〖表彰・部活動ほか〗
〈男子硬式テニス部〉
●長野県中学校選抜交流テニス大会 準優勝
●全国中学校選抜テニス大会長野県予選 準優勝
※県大会の結果、長野県代表として北信越大会(11月3日・石川県)に進出、ベスト4の結果を収めました

〈合唱部〉
●SBCこども音楽コンクール 優秀賞

〈ほか〉
●クイズ税金百科
優勝  Aチーム(9年生女子3名)
準優勝 Bチーム(9年生男子3名)


みなさん、おめでとうございます!

大成功のさいきょう祭。がんばった自分たちに拍手!

すばらしい成績を残し、校長から賞状を受け取りました(表彰式)

クイズで深める「税」への理解 本校女子チームが優勝

 10月28日(土)午後、長野県税理士会館(松本市島立)にて、中学生対抗「クイズ税金百科」が開催されました。税金に関するクイズを通じて租税の役割や重要性を中学生に理解してもらうことが目的です。松本税務署管内納税関係団体連絡協議会が主催する本イベントは、今回が20回目となります。
 クイズは、初級、中級、上級の3段階。チームで解答する問題があれば、1人で解答しなければいけない問題もあります。上級問題では、「ヘルプ」の札を使用して応援団と相談することが可能となり、「自信あり」の札を出した解答が正解の場合はポイントが倍になるという特別ルールも用意されています。


 数年ぶりの会場収録(最近はリモート開催でした)となった今回は、市内3校から4チームが参加、うち2チームが才教学園からの出場でした。本校A、B両チームのメンバーは、放課後数回の学習会と個人での学習を進め、本番にチャレンジしました。
 初級問題終了時点で、Bチーム同率1位、Aチーム同率3位という展開。中級の早押し問題でAチームが頭一つ抜け出し、ここまででAチーム1位、Bチーム2位という状況でした。
 しかし、上級レベルになると、各チームは「ヘルプ」「自信あり」の札を有効に使用し、4問を終えたところでBチーム1位、2位は4点差で他校、さらにそこから1点を追うAチームと続きます。最後の1問が終わるまで、結果がどうなるか分からない熾烈な戦いとなりました。その最終問題はAチームが正解。温存していた「自信あり」カードを使って2倍のポイントを獲得して逆転し、見事、優勝を飾りました。


 才教学園の生徒は、何ごとにも真面目に、真摯に取り組みます。今回もしっかり勉強を重ね対策をして、昨年と異なるメンバーながら学校としては前回大会からの連覇達成です。
 出場した生徒たちは才教学園の代表として清々しく振舞い、「緊張したが楽しめた。出場して良かった」「税のことや社会の仕組みについて学ぶことができて良かった」と感想を述べていました。

優勝インタビューを受けるAチーム

こちらは準優勝のBチーム

ゲストのやまっち、イータ君、アルクマと記念の1枚